理事長のひとりごと

年の初め!

2018.01.02

  正月2日、正月晴れの良い天気!それだけでもうれしくなります。
 初夢を見ましたか?~意味不明の者から執拗に追われる夢を明け方に目を覚ましました。
 大晦日に、宣言した?、毎日CD1枚、映画を1本の鑑賞を元旦の夕方、久しぶりに実行しました。しかしながら、法人とサヨナラして隠居暮らししない限りは、毎日は無理・無理!!1週間に1回ぐらいが限度でしょう。
 というと、選んだ音楽は、30年前位前、当時のCBS・ソニーが最高水準新技術をつぎ込んだマスターサラウンドと称するLPレコード(重量感のある強靭な作りで、回転していること感じない撓み歪みのないレコード)の中で松田聖子がデビューした頃のアルバム「SQUALL(ヒット曲・裸足の季節、青い珊瑚礁を含む)」をターンテーブルに載せました。気が付くと、レコードプレイヤーの水準器が完全に水平でないのを気づき、水平を取るのに10分要した。CDの場合は取り扱いが楽です!
レコードプレーヤーはパイオニアの最後の製品となるPL-70Ⅱにカーボントーンアームに付け替えたもの。針を落とすと久しぶりにスイッチが入ったアンプ・マッキントッシュのブルーの顔がうれしそう。JBL4345から響く46cmウーハー(低音スピーカー)の引き締まった低域の音が素晴らしい。松田聖子の今と違いデビュー当時は広域がよく出ていて、愛機は広域から低域まで奏で、大吟醸でいえば芳醇サウンド。同名のCDを持っているが、内容は同じだが別世界のサウンド。良い音で聞きたい一心でオーディを18歳から初めて53年間、めんどうくさがり屋なのに、飽きずに続いたものです。困ったもんだ!
 法人のブログに相応しくない?大学を卒業後、選ぼうとした職業として、音楽と映画評論家になりたかったが、当時非社交的で、人前で話すのが苦手で、筆が遅いと3拍子揃っており、活躍場所が東京しかなく、芸術全範囲に熟知しておらず、一部の趣味だけでできる仕事ではなく、とても飯が食えないと悟り、現在に至っているので、オーディオに絡む音楽と映画(最近のものは除く)の話になるとつい脱線することを、正月に免じてお許しください⁉
 レコードを聴き終えた後、140インチスクリーンとビクター製のHVプロジェクターで鑑賞する、選んだ映画のタイトルは、たまたま手元にあったmiwaと坂口健太郎が共演した「君と100回目の恋(2017年2月上映)」。ファンタスティックラブストーリーで、小道具が使われるのがレコードとレコードプレーヤ。最近の製品を見ても、どこのメーカー製か全くわからないが、カートリッジ(レコード針のこと)がなんとトーレンス(スイスのメーカー)だったので、結構なレコードプレーヤーと想像する。レコード針のことを気づいた人はいなかっただろう。主人公たちが公園で出会い、坂口健太郎の子役が歌って聞かせる歌が、大好きな「夢で逢えたら(作詞作曲・大瀧詠一)」が思いもよらぬシーンだった。特に意図しなかった選んだタイトルだったが、年とともに青春ラブストーリが結構好みで、つくづく50年以上早く生まれてきたことを残念に思う今日この頃です。